稲盛和夫関連の書籍一覧

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稲盛和夫。
経営者の中で、僕が一番好きな人。
どこに惹かれるかと言うと、考え方である。
人として、何が一番正しいかを基準として行動する。
僕も、そのような人間になりたいものだ。

<稲盛和夫プロフィール>
1932年生まれ。
1959年に京セラ設立。
その後、DDI、セルラー電話会社などいくつかの会社を設立。
1997年3月期には、
稲盛氏の携わった企業グループの売り上げ合計が1兆7000億円にものぼった。
平成の経営の神様といわれる人物。

タイトル 著者 出版社 発行日
稲盛和夫と中村天風 皆木和義 プレジデント社 1999/8/5
稲盛和夫の盛和塾・経営秘伝 永川幸樹 青春出版社 1998/12頃
稲盛和夫の実学 稲盛和夫 日本経済新聞社 1998/10/5
人生と経営 稲盛和夫 致知出版社 1998/9/15
実践経営問答 稲盛和夫 PHP 1998/7/23
日本への直言 稲盛和夫 PHP 1998/7/2
善で動くべし! 永川幸樹 青春出版社 1997/7頃
稲盛和夫 情熱経営に終わりはない 溝上幸伸 ぱる出版 1997/6/26
敬天愛人 稲盛和夫 PHP 1997/5/6
稲盛和夫語録 ビジネスブック編 ソニー・マガジンズ 1997/3/28
京セラ稲盛和夫血気と深慮の経営 国友隆一 ぱる出版 1996/7/24
稲盛和夫に学んだやる気革命 浦田達哉 経営書院 1996/2/15
成功への情熱 稲盛和夫 PHP 1996/2/13
経営者たちの大震災 稲盛和夫と経営者たち 盛和塾/神戸・播磨 1996/1/17
京セラアメーバ方式 国友隆一 ぱる出版 1995/12/10
燃えて生きよ 大西啓義 ダイヤモンド社 1995/11/24
哲学への回帰 稲盛和夫、梅原猛 PHP 1995/9/28
京セラの挑戦 加藤勝美 ビジネス社 1995/6/28
新しい日本 新しい経営 稲盛和夫 TBSブリタニカ 1994/6/9
稲盛和夫の挫折人生に何を学ぶか 永川幸樹 ワニの本 1994/3/5
動機善なりや私心なかりしか 佐藤正忠 経済界 1993/頃
心を高める、経営を伸ばす 稲盛和夫 PHP 1989/5/6



「稲盛和夫と中村天風」

皆木和義/プレジデント社


・ 自分のしている事業で、世のために貢献をするというのが、最終目的でなければならない。(中村天風)

・ そして、1993年9月4日、新電電3社のトップをきって、DDIは東証2部に上場。初値は550万円だった。
がしかし、稲盛には創業者利益はまったくなかった。なぜなら、個人としてはDDI株を一株も持っていなかったからである。このことこそが、DDIという事業を手がけるにあたって、稲盛にはいっさい私心のなかったことを雄弁に物語るものである。

・ 稲盛和夫の経営の原理原則十二ヶ条

1.事業の目的・意義を明確にする。
2.目標を明確に立てる。
3.強烈な願望を心に抱く。潜在意識に透徹するほどの、強く持続した願望を持つ。
4.誰にも負けない努力をする。地道な仕事を一歩一歩堅実に、たゆまむ努力をする。
5.売り上げを最大限に、経費を最小限に。
6.値決めは経営なり。
7.経営は意志で決まる。
8.激しい闘魂を持つ。
9.真の勇気を持つ。卑怯な振る舞いがあってはならない。
10.常に創造的な仕事をする。
11.思いやりの心で誠実に。
12.常に明るく前向きに夢と希望を抱いて素直な心で。

・ 思考が人生をつくる。

・ 病を得るのは、知らず知らずのうちに陥っている不健康を知らせるサインであり、よりよい健康を得るためのチャンスだし、不運はアンバランスを来している思考・行為をただし、より大きな幸運を得るためのチャンスなのである。
だとすれば、すべては感謝あるのみである。

・ 本来、運も不運もないと稲盛は考えている。すべては自分のためであり、困ったことは起こらない。

・ 稲盛は「下請けいじめは愛のムチ」と発想し、その困難に敢然と立ち向かうことによって生き残る条件としての力を養っていったのである。

・ 稲盛自身は、名もない町工場が、仕事を受注するためには、よそでやらないこと、できないことをやるしかないと言っている。

・ 何とかせなならんと思うもんだから、創意工夫が生まれるわけです。

・ 私は経営の90%は、経営者の意識−メンタリティで決まると思います。高収益にできるかできないかもメンタリティです。

・ 思うこと、信じることが経営にとってどれほど重要な意味を持つか、まさに哲学的ともいえる松下の言葉に、稲盛は衝撃を受けたのである。

・ 京セラ創業当初、松下電子工業の厳しい要求に懸命に応えていた当時の稲盛は、天風流の、試練を感謝に振り替えるということを行なっている。

・ 「老師は微笑みながら、"稲盛さん、それは生きている証拠ですよ"と、いとも簡単に言う。私は正直言って、自分がのたうち回って苦しんでいるのに、平然として"生きている証拠です"などと言われても承服しがたい思いがした。しかし、次に老師の言われた言葉が、私をハッと目覚めさせた。
"災難が起きたということは、過去の業が消えたということです。その程度で業が消えるなら、喜ぶべきではないですか"
原因が結果を招いたときには、もう原因は消えている。つまり、悪い結果が起こったなら、それは悪い原因が災難となって現れたのであって、それは過去に作った業が消えたことになる。だから、喜ぶべきだと教えていただいたのである。

・ このような苦しい時に必要なことは何か。単純明快、寝るときにはよいことのみを考えて寝るということです。

・ 災難に遭うということは、自分が今まで積んできたカルマ(業)が消えることです。

・ 純粋な気持ちでひたすら打ち込んでいれば、経営は必ずうまくいくはずである。

・ 事業に携わる人の価値は、その成果を世のため人のために使うことによって初めて、価値が輝くのだと思う。

・ 不況の壁を突破する成功者と不成功者との差は紙一重。ただ、粘る人と粘らない人との違いである。

・ 少なくなった仕事をみんなして分け合うのはマイナスである。



「敬天愛人」

稲盛和夫/PHP

(お気に入りフレーズ)
・経営というものは、経営者の人格の投影でしかあり得ない。

・給料も遅配続きで、会社や自分の将来などとても期待できそうもなかった。
 〜 稲盛氏は、就職活動で落ちまくり、やっと入社できた会社は毎年、赤字のボロ会社であった。

・経営者としての責任を果たさなければならない私は、経営をやっていく責任の大きさに眠れない夜が続いた。
 〜 新任技術部長とぶつかり、27才の時、会社を設立。当時、人をまとめるのに苦労していた時の思い。

・そのとき私は、「とんでもないことを始めてしまった」とつくづく思った。
 〜 会社設立当時、会社の将来さえもわからないというのに、従業員達に将来の給料、ボーナスの保証をしろと求められた時の思い。

・私は常々、経営において固定観念を持つことを戒めている。


・原理原則に照らしておかしいものは、やはりおかしいのだ。

・お客様に対する態度、サービスだけは限界がない。だから、召し使いのように徹底して、お客様に奉仕しなくてはならないのである。

・それが現在の自社の製品群に存在しなくても、また技術力が不足していたとしても、まずは「できます」と受注してしまうことが大切である。

・あえて自分の能力以上の目標を設定する。最初に、今はとても不可能と思われるほどの目標を、未来のある時点で達成すると決めてしまう。そして、自分の能力を、その高い目標に対応できるようになるまで高める方法を考えるのである。

・製品には、つくった人の心が現れる。粗雑な人がつくったものは粗雑なものに、繊細な人がつくったものは繊細になる。

・企業とは、経営者をはじめとする社員を映し出す鏡である。だからこそ、特に経営者は自分自身を高めるための努力を続けていかなければならない。

・経営者は常にチャレンジし続けなければならない。

・財務上の確固たる基盤はもちろん、挑戦する姿勢と覚悟を持った人のみが、独創的なチャレンジし、成功をおさめていくのである。

・人間は何のために生きていくかを考えたい。

・さらに重要なことは、人生における目標は、志の高いものでなければならないということである。

・成功していく過程で、人間性、人生観、哲学が浄化されて立派なものになっていかなければ、その成功を持続していくことはできない。

・前人未到の道を歩くのと、先達の轍をたどるのとは全く違うことである。

・真に創造的なことを始めようとする際、最も重要なことは、自分自身に対する信頼、つまり自信をもつことである。自分の中に確固たる判断基準を持ち、それを信じ行動できるようでなければ、創造の領域で模索する間に、道を見失ってしまう。

・毎日が完全主義であって初めて、自信を持って自分の方向を定められる。

・このような研ぎ澄ました神経は、習い性となり、全く経験したことのない創造的な分野においても、正しい判断をもたらせてくれる。

・素晴らしい哲学を持つか持たないで、人生はがらりとその様相を変えるのである。

・人生/仕事の結果=「考え方」*「熱意」*「能力」
 「考え方」:−100〜100
 「熱意」:0〜100
 「能力」:0〜100

 この方程式でわかるように、人生においては、正しい「考え方」を持つことが一番大切なのである。

 人生で、一番大切なのは考え方である。なぜなら、いくら能力、熱意があっても考え方が誤っていたならば(世をすねたり、人のせいにしたりする習慣など。)、人生/仕事は失敗するからである。(satoshi要約)

・素晴らしい哲学を持つか持たないで、人生はがらりとその様相を変えるのである。

・人間はともすれば、有名大学を出、学問をすればするほど「能力」に依存し、「熱意」や、さらには「考え方」の重要性に対する認識が希薄となってしまう。そのせいか有名大学出身の創業者で成功した人は思いのほか少ない。
〜 稲盛氏は、中学受験に2度失敗、大学受験にも失敗している。

・私は、心に描いた通りに、ものごとは成就すると考えている。潜在意識が成功へと導いてくれるのである。

・成功しようとするなら、火のように燃える願望を持ち続けることだ。そうすればやがて、その願望は潜在意識にまで浸透し、特に意識しなくても、願望成就への道へとたどらせるのである。

・強い願望とは、繰り返し考えていくいことと同義である。

・成功をおさめていく人いうのは、先ほど述べた強い願望と同時に、美しく明るい、一点の曇りもない純粋な心を持っている人である。

・宇宙にはあらゆるものを生成発展させる摂理があり、それにかなった考え方や生き方をすれば、必ずうまくいく。

・ならば、宇宙の摂理と同調する考え方とは何か。それは、あらゆるものを受け入れ、発展させようとする、キリスト教でいう「愛」、仏教で教える「慈悲」であり、言い換えれば、優しく思いやりに満ちた心なのである。

・相手を思いやることの大切さを、私は説き続けているが、ビジネスを実際に進めていく上では常に合理的な戦略がなければならない。

・相手を大切にし、思いやるという行為は、一見自分たちが損するように見えても、いずれ思わぬ成果をもたらしてくれるものなのである。

・私はすべての判断の基準を「人間として何が正しいか」ということに置いている。

・事業を通じて「世のため人のため」という大儀に尽くす姿勢がなければならない。このように言うと、「この激しい企業間競争の中で生き残っていけない」とか、「きれいごとでは、他社に打ち勝って利益を上げていけない」と思われる方もいるだろう。
しかし、ビジネスにおいても、このような考え方、哲学といわれるものが企業を成長させていく最も根本的な要因となるのである。

・そのような毎日の中で私は、就寝前のひとときに、毎晩欠かさず自問自答を繰り返すようになっていた。
〜 DDI設立にあたって、私利私欲があるかと自問自答の思い。

・しかし、実際にはそのような、ないないづくしの不利な状況の中でスタートしたDDIが、新電電3社の中最も優れた業績を上げ、先頭を走っている。
〜 ライバルの他2社は、多数の関連、協力会社をもっていたが、DDIにはなかった。そのため、当初は無謀だと言われた。

・この圧倒的な不利な条件を、どのようにしてはね返すことができたのか。今でも多くの方々が、私にその問いを投げかける。そのようなとき、私はいつも「心のあり方の差なのです。我々が成功したのは、純粋な気持ちでこの事業に取り組んだからなのです。」と答えている。

・このように、不利な条件に甘んじたセルラーグループが素晴らしい事業展開をしていることを考えてみると、その理由は高い理想と明確な経営哲学を持って経営を進めていったことに対して、神のご加護があったから、ということしか私には思いつかない。
〜 他社との地域の割り当てが全くまとまらず、稲盛氏は日本の移動体通信事業を成功させるため、セルラーグループにとって不利な条件で決着させた。

・仕事でも事業でも、その動機が純粋であれば必ずうまくいく。私心を捨て、世のため人のためよかれと思って行う行為は、誰も妨げることができない。逆に、天が助けてくれる、そう思えるのである。

・少しでも高いレベルに自分の心を置くことができれば、より素晴らしい人生を送れるからである。






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